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普天間基地移設問題:米側で起きていること

2011/07/07

 普天間基地移設問題について、既に「ちょっと前」の話になってしましたが、米議会側で「海兵隊のグァム移転費用凍結」という話が出ています。

【時事通信】グアム移転費の全額却下=来年5月までに「普天間」報告を-米上院歳出委
【日経】米上院委、海兵隊グアム移転費認めず 来春までの評価報告要求
【毎日】米国:海兵隊のグアム移転費全額削除 上院歳出委も可決

 いつものごとく、状況をまとめると…

米上院軍事委員会:
 嘉手納統合案をブチあげた委員会。現状の辺野古移設案がうまく進むかどうかわからん、嘉手納の方がいい、グァム移転だけ進めるのは許さん。

米上院歳出委員会:
 委員長のダニエル・ウノウエ氏は今のトコ現行案ちゃんと進めろ派。歳出委員会も辺野古移設がちゃんと進められるかどうかどうか不透明な状況でグァム移転だけ進めるのは許さん的な感じ。

米下院の軍事委員会・歳出委員会:
 グァム移転の予算は通している。普天間基地移設問題に関しての具体的な立ち位置はメジャー新聞あたりの報道ではよくわかんない。

 って感じですか。上院下院の各委員会の足並みが揃ってないので、協議会を開いて意見をすり合せる模様。その結果が政府に行く、ってことでいいのかな。あと、上院的には「普天間移設問題どうなっとんじゃ、報告書出せや」って感じですか。

 上院の歳出委員会と軍事委員会は「セットで考えている普天基地移設問題が(辺野古にしろ嘉手納にしろ)進まなきゃグァムへの移転は進めてやんない」というところまでは一致しているのですな。つまり日本に「お前ら韜晦してないでなんとかしろい」ってプレッシャーかけているとも言える。

 そしてアメリカが納得しないと当面は普天間基地固定じゃん、となるのが問題。日本側も辺野古移設に目途をつけるなり、嘉手納統合のアイデアに乗り換えるなり、あるいは何かしら別の道で米を納得させない限り「普天間基地の危険性除去」は進まない。

 その移転のアイデアも、

辺野古移設:ここまで話がこじれると、時間をかける(米側に理解してもらえない)か強制執行する(やった政府は次の選挙負けるんじゃないか?)か、みたいな話になりかねない

嘉手納統合:これから話を詰めたらいつまでかかるやら、それ以前に米の中で「また」立ち消えになる可能性もある

それ以外の何か(県外移設?):候補出すだけで嘉手納案より時間がかかりそう。そもそも実現可能性とかあるのか?

って印象です。米側がどんなカード切ってくるかも大事ですが、日本側も時の政府がきちんと腹くくって進めないと何も前進しませんね…ってか前進したくないのでウダウダやっているということならこれでいいのかもしれませんけど、「普天間の住民を少しでも楽にしてあげたい」という理念はどこ行っちゃうんでしょうか。

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