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普天間基地移設問題:米軍再編ロードマップ見直し協議

2012/04/21

 普天間基地移設の達成時期について切り離した米軍再編に関する協議、その内容について合意文書の内容がだいたい固まったという報道が出てきました。

【NHK】米軍再編“共同文書”まとまる
【毎日】在日米軍再編:沖縄5施設段階返還…日米合意

・日本に残る海兵隊員のおよそ1万人で、この数字は従来からの数字と大体同じ模様。
・グァム移転費用の日本負担分も、一時は上積み(毎日によるとテニアンの整備費だったらしいです)の話があったが最終的に上積みなし。
・グァム移転費用の総額は縮小(相対的に日本の負担比率は増すってことね)

 で、嘉手納以南の米軍施設の返還について普天間基地機能の移設進捗とは切り離して議論するとなっていた件について、以下のような話になっているようで。

・「手続きが済み次第、速やかに返還する」:キャンプ瑞慶覧の一部、牧港補給地区の一部
・「代替施設が整備され次第返還」:キャンプ瑞慶覧の一部、牧港補給地区の一部、那覇港湾施設の一部、第一桑江タンクファーム、キャンプ桑江
・「海兵隊の海外移転後に返還する」:キャンプ瑞慶覧、牧港補給地区の上記以外の地区施設

 普天間基地機能の移設が迷走している中での数少ない成果ってことになるのでしょう。ただ、普天間基地移設問題が迷走してなければ、一番の焦点である普天間基地自体の移設時期も今よりは明確になっていたと思われるのでそこらへんがどうなのかなぁと。

 戻ってくる土地の中には、今後の商用開発が見込める土地もあるでしょうから、そういった土地の周辺の人にはうれしい話なんでしょうが、普天間基地周辺の、「住んでいるだけの一般の人々」にとってはまだ何も解決してないんですよね。橋龍は「普天間基地の周辺の危険を除去するために」移設の話を持ち出したはずなのになんでこんなことになっているのやら。

 産経にも記事が出ていました。

【産経】普天間補修費を大幅削減 嘉手納以南、3段階で返還

 産経の記事だと、グァム移転費用の日本負担分について「物価上昇を加味した分増額、テニアンの施設整備費用もこの中に含まれる」という記述になっていますな。この辺は日米で玉虫色の決着になっているのかなと思わせます。「米側:実質的に日本の負担額を増やす」「日本側:物価上昇分は負担額増額にあたらない」みたいな。ま、合意文書が正式に公開されればもう少し細かい分析紹介が出るでしょう。

(4/26追記)
【毎日】在日米軍再編:海兵即応隊を海外分散…共同文書明記
 毎日の記事で金額について「インフレ率を考慮して31億ドル」の記述がありました。ただしWEB版には記載が無く、紙媒体の方で確認。なお、同記事の中では普天間基地機能の移設に関して「辺野古移設が唯一の最終的な解決方法」と明記されるとのこと。

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